デザインライフ設計室

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【団地リノベレポート】大工さんの工夫

2016年2月9日

団地リノベーションの現場打合せを行ってきました。

写真は床下地の上に床暖房を敷設したところです。この上に仕上げの
フローリング材を敷いていきます。今回の計画では熱源にはガスを使
用した低温式の床暖房を採用しています。写真でも分かりますが床暖
房パネルの中に温水が流れるチューブがうねうねと張り巡らされてい
ます。このチューブに銅を使用しているので熱伝導率が良く、低温式
でも十分に暖かくなるというのがウリの床暖房です。

さて、話は変わって今回も現場では大工さん、現場監督と細かい寸法
の確認を行いました。間仕切壁の下地が段々出来てきたので空間の輪
郭が見えてきました。それと伴に気にしている箇所が露わになるので
チェック&確認です。

出来上がってから後悔しないために下地の段階から想像力を働かせて
先廻りして色々と確認をしていきます。現場監督とは一緒に仕事をす
るようになって四回目になるのでこちらが気にする点を理解してくれ
るのでとても助かっています。

大工さんとは今回初めて一緒に仕事をしていますが毎回毎回現場に行
く度に驚かされます。頭の回転が速く、仕事が出来るのはもちろんな
のですが整理整頓が素晴らしく、いつもきれいなんですね。これって
基本のようでなかなかできていないことが多いです。さらに仕事を早
く正確に行う工夫が随所にあって関心しています。

レーザー

写真は墨出しをする時に使用する通称「レーザー」という水平垂直に赤
いレーザー光線が出る機械ですが壁に手作りの架台を設置して空中に浮か
せています。こんな工夫が色々とあって現場に通う密かな楽しみになって
います。

 

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