設計事例を追加しました
このところ、新築注文住宅についての投稿が多かったのですが、新築注文住宅と同じくらいリノベーションの設計も手掛けています。
約4年前に完成したマンションの一住戸をスケルトンにしてから全面的に改修した「海老名の住戸」を設計事例に追加しました。
リノベーション完成時に撮影をしてもらった写真も掲載していますが、クライアントがお住まいになり、時間が経過した住まいの様子をご覧いただけると思います。
お時間のある時にゆっくりご覧頂けましたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
・「海老名の住戸」の事例ページは こちら です。
仕上工事
工事が進められている新築注文住宅の現場の様子を時間を遡って記しています。大工工事が終わると仕上工事がはじまります。
この日は、大工工事が完了した2階で左官屋さんが漆喰のための下地をつくっていました。この住まいでは、漆喰と塗装(水性ペンキ)、木貼りの3種類の壁仕上げを採用しています。デザインとしての見た目の他に、機能(性能)と後から手を加えられることやメンテナンスできることと、コストバランスなどを考慮してそれぞれの場所に適した仕上げを考えています。
木の印象が少し強めだと思いますが、設計当初から、丘に建つ小屋をイメージしていたので、このような雰囲気を纏っています。
放送が終わりました
このブログでお知らせしていましたテレビ番組「建もの探訪」ですが、地上波、BSともに無事に放送が終わりました。
リアルタイムや録画でご覧いただきました皆さま、ありがとうございました。
私は録画をして観ましたが、思い入れのある番組で紹介されることが、こんなに嬉しくグッとくるものなのかと驚きました。この気持ちは忘れずに心に秘めておきたいと思います。
テレビ朝日の番組ホームページでは、アーカイブとして写真をご覧いただけます。よろしければ下記リンク先からご覧ください。
・「建もの探訪」番組アーカイブページ -旗竿地に負けない高基礎の家-
格子出窓の家
築年数が経過した既存住宅を解体して同じ規模の木造住宅に建て替えをしました。約50年前に造成された街区は短冊上に分割され、どの家も南側に庭を、北側に建物を配置して規則正しく並んでいます。この住宅のみがイレギュラーに南と北に分割された南側の土地に建つという特異な状況にあるため、その土地の特性を活かして、街区の南側にある庭の緑とつながりを持つように植栽を配置し、2階からは緑の上空に視線が抜けるように計画しました。一方で住宅について建て主からは、明るく開放感のある空間が望まれ、防犯性があり飛来物等で窓が割れにくいことが求められました。この相反する要件に対して、窓を大きな出窓にすることで、開放感のある明るい空間を実現し、出窓の外側に木製の格子を取り付けることで、防犯性を高め、窓に飛来物が当たることを防ぎました。この格子により、室内からは建具、窓、格子、植栽が連続した層を成し、内から外への距離と奥行きをつくり出し、同時に外から内への日射と視線を調整しています。また格子が2階まで立ち上がることで南面のバルコニーの手摺を兼ねる機能的な役割と外観のデザインを整える意匠的な役割を担っています。幾つかの要因が重なる建て主の要望に対して、出窓と格子という建築的にシンプルな方法で解決することを試みました。
設計事例「海老名の住戸」を追加しました
約4年前に完成したマンションリノベーションの「海老名の住戸」
完成から時間が経過した様子を改めて写真に撮らせていただきました。
テキストとともに設計事例ページに追加しましたので、ご覧いただけましたら嬉しく思います。よろしくお願いいたします。
「海老名の住戸」のページは こちら です。
海老名の住戸
もともと住んでいたマンションの一住戸をスケルトンにしてから改修した「海老名の住戸」
家族それぞれが在宅勤務になり、リモートワークのスペースが必要になったKさん。家にいる時間を快適にストレスなく過ごすために、リノベーションすることを考えました。
建もの探訪・再び
6月28日にTV朝日で放送された「建もの探訪」をご覧いただきました皆さま、ありがとうございました。
私も録画をして視聴しました。長く見続けてきたテレビ番組に、自分が設計をした住まいが紹介されるのは、とても嬉しく目頭があつくなりました。
7月6日(日)にはBS朝日での放送があります。
朝8時30分からですので、ぜひご覧頂けましたら嬉しいです。
先日の放送は関東近郊での放送でしたが、今回はBSでの放送なので全国でご覧頂けると思います。どうぞよろしくお願いいたします。