海老名の住戸
House in Ebina
renovation
駅からほど近い利便性の良い、築24年のマンションの一住戸を成人した家族4人のためにリノベーションしました。生活時間が異なる家族が、お互いにストレスなく、共に心地よく暮らすために、部屋の配置と生活動線を工夫した住まいです。既存の状態を全て解体することで、もともとの間取りは一度白紙に戻して、今の生活に馴染むように新たにつくられています。
新しい間取りでは、家族皆が使うキッチンを出入りしやすい動線上に配置し、二方向から出入りできるようになりました。そのキッチンを中心に、各部屋と居場所がつながるようにつくられています。限られたスペースをより効率的に使えるように、移動するだけの場所を出来るだけ少なくしました。他にも、引戸を多く用いることで、扉の開閉によりスペースが変化するよう工夫を施し、生活の状態に合わせて自由度が高まるしつらえとしました。これにより、家族が同時に在宅ワークを行うことにも対応できるようになりました。
限られた空間を有効に使いきることで、家族それぞれが、お互いに気兼ねなく自由に過ごすことができる、気持ちの良い住まいとなっています。