既存住宅を建て替える新築住宅の計画がはじまります。
先日、初回の打ち合わせを行いました。
まずは基本的な状況を整理して、何から始めるかを話合いました。
初回のご提案は年明けになりそうです。
建築費の高騰が続いていますが、工夫をして乗り越えていきたいと思います。
toolboxの新しいカタログ(2022-2023)が出来たようで、お送りいただきました。設計で使ってみたい新商品も増えていて、今年のカタログも読み応え(見応え)があります。私がデザインしている障子も変わらず掲載していただいております。
爆発的に売れている訳ではありませんが、必要としてくださる方がいらっしゃることに、大変有難い気持ちをもって感謝しています。引き続きよろしくお願いいたします。
リノベーション工事が行われているマンションの少し前の様子です。
事前に大工さんが溝加工を施した鴨居と敷居が所定の位置に設置され、建具屋さんによって製作された建具(フレームのみ)が鴨居と敷居にはまりました。
開けた時、閉めた時の位置は適切か、動きはスムーズかの確認作業を行っています。少しずつ削りながら微調整している姿はいかにも職人という感じがします。
調整が終わると、経師屋さんにより和紙を貼ってもらい障子が完成します。
ホームページがリニューアルしたことでページの構成が変わりました。以前のサイトでは設計事例の多くを完成時に撮影した写真でご紹介していました。新しいホームページは、お伝えしたい内容が変わったことで、サイトの見え方や伝え方を変更しています。そのため、ご覧いただける設計事例の数は減っています。それを補う意味で、コラムページの中で、これまでに手掛けた事例を少しずつ紹介していきたいと思います。
事例紹介をしたコラムページは こちら からご覧いただけます。
先日発売された書籍「古家リノベーション」(春陽堂書店発行)に弊社の事例が掲載されました。
今年の春過ぎにクライアントが住む団地をお尋ねして取材と撮影をしていただいた内容が紹介されています(第三章に掲載されています)。
この本は各章ごとにリノベーションのテーマを分けて、そのテーマの事例を紹介する構成になっています。各章は以下のような内容です。
・第一章 時代を重ねる古民家再生
・第二章 昭和の家を自分流に
・第三章 集合住宅を直して住む
・第四章 手間ひまかけてセルフリノベ
・第五章 古家リノベーションを成功させるためのQ&A
この本の、特に良いと思うところは、第五章にあります。事例が掲載されている設計者や施工者が9つの質問にそれぞれ答えたQ&Aが載っています。同じ質問の回答が並記されているので、誰が答えているかが分かりますし、一人の答えではないので、質問への回答に厚みがあるように思います。質問の回答を読んでいるとその方の考え方もわかるように思いました(皆さん、良心的な設計者、施工者だと思います)。質問はリノベーション全般について、誰でも気になる内容ですので、是非一度ご覧いただけると嬉しいです。
今回掲載して頂いたのは鎌倉市内の団地リノベーションの事例です。
設計事例ページは こちら です。
マンションリノベーションの少し前の工事の様子です。
この日は、大工さんが敷居と鴨居の材料にそれぞれ溝をつくっていました。
お手製の定規をあてながら、建具に合わせて、加工しています。
実施設計中のマンションリノベーションの計画が進んでいます。
打合せの数に比例して図面の枚数が積み重なってきました。
実施設計も終盤です。