東陽町の住戸
House in Toyocho
renovation
地下鉄駅に近く都心へのアクセスの良いマンションの一住戸をリノベーションしました。
特定の写真家の作品を数多く所有するクライアントは、日常生活に違和感なく写真作品が入り込み、日々の暮らしが営まれる住まいを望んでいました。約72㎡の空間の中に大小様々な大きさの作品が散りばめられ、作品と生活が無理なく並置されるように、どこにどのような作品を飾るかを想定しながら、住まいとしての質や空気感を整えていきました。
日々の暮らしの中で、どのように作品と接するかを発想の起点として、空間の繋がりと動線を考えました。日常生活の動きの中に、ひとつの流れが生まれるように。場面が移り変わることで、作品との関わり方が変わっていくように。そんな空間体験をしながら、日々の生活が営まれることを想像して設計した住まいです。