デザインライフ設計室

ブログ

ペーパーコードで座面編み

2025年6月10日

先日、スツールの座面をペーパーコードで編むワークショップに家族で参加しました。

東京都と全国が連携して国産木材の活用を発信する「MOCTION」という活動が行われているのですが、このワークショップはその活動のひとつのプログラムとして行われたもので、奈良県吉野で家具製作をしている「維鶴木工」さんが指導してくれました。

普段からペーパーコードの椅子を愛用していますが、自分で張替えを行ったことはなく、いつかチャレンジしてみたいことのひとつです。いつも頭の片隅にこの想いがあり、機会をうかがうように情報を見ていましたが、なかなか踏み出せずにいました。

今回は、日程や場所、参加費、スツールのサイズやデザインなど、色々な条件が上手く合ったので参加することができました。

スツールのフレームは維鶴木工さんが事前に組み立ててくれたものを使って、ペーパーコードを巻き付けながら編んでいくのですが、少し慣れてくるとコツのようなものを掴むことが出来ました。黙々と繰り返していく作業はスッキリとした気持ちにもなり楽しいです。

今回は「平編み」と言われる編み方を用いて座面を編んでいきましたが、スツール1脚を編むのに3時間~3時間半くらいの時間でした。ペーパーコードを編んでいる間は結構集中していたので、時間の長さは感じませんでした。

同じ作業を繰り返すことが好きな方はきっとハマると思います。私はとても楽しかったです。

完成したスツールは、ほど良い張りがありつつ、やさしい感触なので座り心地が良いです。ペーパーコードの椅子と一緒にこのスツールも大切に使いたいと思います。

お問い合わせ
家づくりのご相談、
執筆依頼などはこちらからお送りください。