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2つの名作住宅を見学しました
2023年11月7日
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先日、続けて2つの名作住宅を見学する機会を得ました。
宮脇檀さんが設計して1971年に完成した松川ボックスと原広司さんが設計して1972年に完成した粟津邸です。
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2つの建築はともに同時代に完成し、完成後50年を過ぎていますが、今見ても空間としての古さは一切なく、素晴らしい建築体験をさせていただきました。
もともと個人住宅として建てられた建築ですが、時間を経て、ギャラリーとして新しい使われ方をすることで、今回のような貴重な経験につながったことはとても有難く嬉しいです。
私自身は住宅しか設計をしませんので、個人の方の住宅を見学することがいかに難しいかを痛感しております。個人住宅は公開することが目的ではないので、住み始めてからその住宅を体感する機会はとても少ないです。そのため、時間が経って、当初の用途とは違った形で公開をして頂けるのは、貴重で稀な機会だと思います。
松川ボックスは2024年3月末まで展示を見ることができるそうです。粟津邸も11月5日~12日までKarimoku New Standardの展示が開催されているので、事前予約をすれば期間限定で見ることができるようです。
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