デザインライフ設計室

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外壁のメンテナンス

2023年4月17日

完成から約4年が経過した八ヶ岳麓の住宅で、昨年からご相談を頂いていた外壁のメンテナンスを行いました。

この住宅の外壁には信州のカラ松を使用しています。外壁すべてをセルフペイントするのは少しハードルが高かったので、今回は日当たりの良い南面の1階部分のみをセルフペイントでメンテナンスしました。

前日にクライアントが一日がかりで養生をしてくれたおかげで、当日の塗装はとてもスムーズでした。(塗装にコツはあると思いますが、養生がしっかりできていないと綺麗に仕上がらないので、養生がとにかく大切だと思います)

塗料はオスモカラーの「カントリーカラープラスのダスクグレー(#2704)」を使いました。もともと、外壁材に使用しているのも同じ塗料です。

はじめは、へこんだ部分や窓枠の際などを刷毛で塗っていきます。その後、ローラーを使って板の面をゴロゴロと転がして全体に満遍なく塗り込んでいきました。

上の写真は塗装前の外壁の状態です。少し退色して、木の色が見えているところがあります。大きく庇を出している部分と庇が少ない場所では、日の当たり具合が違うので木の状態に違いがありました。(日が当たらない場所は南面でもあまり退色はなく、日が当たる部分が退色していました)

同じ場所の塗装直後の様子です。塗りたてなので光沢がありますが、少し時間が経てばすぐに馴染みます。塗装が終わったら、養生を外して完成です。

今回はクライアントご夫妻と息子さんご夫婦、オスモ&エーデルのKさんと私の6人で作業を行いました。塗装自体は午前中の数時間で終わりました。事前の養生と当日の人数の成果が出たと思います。

1階は今回メンテナンスを行いました。2階は別の機会に行うことになりますが、1階と2階で木の状態が違うのがよく分かります。

セルフペイントにしては、とても綺麗に仕上がったと思います。完成からほぼ4年が経った時点でのメンテナンスでしたが、塗料を塗っている時の感触は引っかかることもなくスムーズでした。丁度良いタイミングでメンテナンスが出来たのではないかと思います。皆さま、お疲れさまでした。

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