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建築探訪
2022年12月8日
先日、館林市民センター(旧舘林市庁舎)でイベントがあることを知り、行ってきました。この建物は建築家・菊竹清訓さんが設計をして、1963年に完成したそうです。いわゆるメタボリズム建築です。
見どころは幾つもありますが、最上階のホールの高窓と天井(屋根)は特徴的でした。四周全てに横長の高窓が配置されています。屋根の形は片側が下がっていて、反対側(対角)は上がっている、三次元の曲面になっています。シンプルなようで複雑な形です。
完成から約60年がたとうとしていますが、デザイン自体は全く古さを感じません。むしろ一周回って新しささえあるのではないかと思いました。今の時代では生まれない建築の強さを感じました。
この日は屋上にも出られるということで、見せていただきました。先ほど見たホールの高窓を外から確認できました。
貴重な機会を作ってくださった関係者の皆様に感謝です。良い経験ができました。ありがとうございました。