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【戸建てプロジェクト】プレゼンテーション
2016年10月6日
昨日は計画中の戸建て住宅の初回プレゼンテーションを行いました。
前回ヒアリングをしてから1カ月半ほど時間を頂いて、要望を整理しこの場所に相応しい建築を模索しました。
敷地の北側に流れる川と周囲の庭を存分に楽しめる大らかな住まいにしたいと思って設計しましたがクライアントにはとても喜んで頂くことが出来ました。
打合せが終わってクライアントからこんなことを打ち明けられました。
前回のヒアリングの後から今日までとても不安だったと。
それは自分たちの家が本当に出来るのだろうかという不安と、どんな家になるのだろうかという不安の両方だったそうです。
確かにそうですよね。数時間お話した後に、しばらく音沙汰もなく1カ月以上も時間があいて、その後こんな家になりましたと形を提示される訳ですから不安に感じるのはとても自然なことだと思います。
ところが今回の提案を受けてその不安は一気に解消し、本当に自分たちの家が出来るんだという実感が湧いたそうです。こんな素敵な家に暮らせるんだという喜びが言葉と表情から私にも伝わってきました。
長い時間不安に耐えて頂きありがとうございます。おかげでこんなにも喜んで頂けるご提案が出来ました。
やはりお互いが良いと思えるものに近づけるにはそれなりの時間が必要ということだと改めて実感しました。
幾つか要望を頂いたので修正を加えながらクライアントと一緒により良い住まいになるよう進めて行きたいと思います。