すでに完成していますが、先日まで工事が行われていた注文住宅の工事過程を振り返っています。

室内の仕上げ工事が終わると照明器具や設備器具を取り付けて完成となります。室内の工事が終わる頃、屋外では造園工事が行われました。

工事当日、庭に植える樹木や植栽、石や枕木をトラックに積んで職人さんがやってきました。

今回の造園工事は小林賢二さんにお願いをしましたが、僅か2日で見違えるような庭に仕立ててくれました。

完成した住宅は　こちら　でご覧いただけます。

築年数が経過した既存住宅を解体して同じ規模の木造住宅に建て替えをしました。約50年前に造成された街区は短冊上に分割され、どの家も南側に庭を、北側に建物を配置して規則正しく並んでいます。この住宅のみがイレギュラーに南と北に分割された南側の土地に建つという特異な状況にあるため、その土地の特性を活かして、街区の南側にある庭の緑とつながりを持つように植栽を配置し、2階からは緑の上空に視線が抜けるように計画しました。一方で住宅について建て主からは、明るく開放感のある空間が望まれ、防犯性があり飛来物等で窓が割れにくいことが求められました。この相反する要件に対して、窓を大きな出窓にすることで、開放感のある明るい空間を実現し、出窓の外側に木製の格子を取り付けることで、防犯性を高め、窓に飛来物が当たることを防ぎました。この格子により、室内からは建具、窓、格子、植栽が連続した層を成し、内から外への距離と奥行きをつくり出し、同時に外から内への日射と視線を調整しています。また格子が2階まで立ち上がることで南面のバルコニーの手摺を兼ねる機能的な役割と外観のデザインを整える意匠的な役割を担っています。幾つかの要因が重なる建て主の要望に対して、出窓と格子という建築的にシンプルな方法で解決することを試みました。

先日完成した注文住宅「格子出窓の家」をホームページの設計事例に追加しました。ご覧いただけましたら嬉しく思います。

格子出窓の家のページは　こちら　です。

すでに完成していますが、先日まで工事が行われていた注文住宅の工事過程を振り返っています。

前回までに塗装の下地工事や漆喰の下塗り・上塗り工事の様子を書きましたが、いよいよ仕上工事が始まりました。ここまでくると完成の様子がはっきりとイメージできます。

工事監理的には、仕上がり具合に影響する細かい部分を確認しながら、随時お伝えして修正を行ってもらいます。

先日から基礎工事がはじまった「離れ」の現場では、建て方が行われ無事に上棟しました。

コンパクトな建物ではありますが、工事は通常の工程と同じ手順で進んでいきます。これから数カ月かけて工事が行われます。

築年数が経過した団地タイプのマンションの一住戸を改修した「習志野の住宅」

今のライフスタイルに合わせて、間取りの変更と温熱環境の改善を中心に全面的に改修しました

少し前に完成したマンションリノベーションの事例をホームページの設計事例に追加しました。よろしくお願いいたします。

習志野の住宅のページは　こちら　です。

先日の見学会、内覧会にお越し頂きました皆さま、ありがとうございました。

久しぶりにお会いできた方が多く、僅かな時間でもお話しすることができて嬉しかったです。皆さんお忙しいはずなのに、時間をつくってお越し頂けて、それぞれの感想をお聞きできたことが励みになりました。

貴重な機会を与えてくださったクライアントに感謝いたします。

ご予定が合わずにお越し頂けなかった方もいらしたと思います。少しですが、写真を載せますのでご覧頂けましたら嬉しく思います。

皆さま、ありがとうございました。