マンションリノベーションと同時並行で進んでいるアトリエの内装工事は完成が近づいてきました。現在は照明器具や設備器具の取り付けを行っています。

難易度が高くて、突発的な出来事も多く、ここまで来るのにとても苦労したのですが、出来上がりつつある姿を見ると、その苦労の痕跡は何も感じず綺麗に仕上っています。不思議な感覚です。

少し前に完成したマンションリノベーションの事例をコラムに掲載しました。
今までに経験のない、初めてのお題を頂いて設計したマンションリノベーションです。よろしければご覧ください。よろしくお願いいたします。

事例紹介をしたコラムページは　こちら　からご覧いただけます。

『東陽町の住戸』 -マンションリノベーションの事例-

地下鉄駅に近く都心へのアクセスの良いマンションの一住戸をリノベーションしました。

特定の写真家の作品を数多く所有するクライアントは、日常生活に違和感なく写真作品が入り込み、日々の暮らしが営まれる住まいを望んでいました。約72㎡の空間の中に大小様々な大きさの作品が散りばめられ、作品と生活が無理なく並置されるように、どこにどのような作品を飾るかを想定しながら、住まいとしての質や空気感を整えていきました。

日々の暮らしの中で、どのように作品と接するかを発想の起点として、空間の繋がりと動線を考えました。日常生活の動きの中に、ひとつの流れが生まれるように。場面が移り変わることで、作品との関わり方が変わっていくように。そんな空間体験をしながら、日々の生活が営まれることを想像して設計した住まいです。

■用　　途：専用住居
■専有面積：71.58㎡
■竣 工 年 ：1982年（新築時）
■構造規模：鉄骨鉄筋コンクリート造
■設計期間：7.0ケ月
■工事期間：4.0ケ月
■施工会社：ミキホーム
■写　　真：中村 晃

先日、小平の住宅にメンテナンスのために伺いました。

久しぶりでしたが変わらずに綺麗に暮らしている様子を拝見できました。
外部、内部ともに穏やかな良い雰囲気に包まれていました。

先日雑誌取材の立ち会いのため、久しぶりに高基礎の家に伺いました。

完成から2年と少しが経過しましたが、変わらず綺麗に暮らしている様子を拝見できて嬉しかったです。お忙しい中、快く取材を受けて頂いたクライアントに感謝です。ありがとうございました。

今回の取材の内容は来月発売の雑誌に掲載予定です。掲載誌が発売されましたら改めてお知らせいたします。よろしくお願いします。

新築注文住宅の実施設計図面が完成しました。

小さい文字が見えにくくなってきたこともあって、図面の縮尺を変えたので図面の枚数が増えました。今回、意匠図と構造図を合わせて過去最高枚数になりましたが、ここまでくるのがかなり大変でした。この図面を使ってクライアントと理解を深め、現場監督や職人さんとコミュニケーションをするので私たちにとっては大切なツールです。今まで以上に分かりやすい図面を心掛けて描きました。

一旦、見積をしてもらうために手を離れていきますが、見積書が出てくるまでに同時に進んでいる他の案件の実施図面を仕上げたいと思います。

工事が行われているマンションのリノベーションの最近の状況です。

下地材が林立して雑然とした雰囲気がありますが、空間の骨格がハッキリと認識できるようになってきました。良い雰囲気になりそうです。
作業は続きますが、この先が楽しみです。