間接照明の検討
工事が進められているマンションリノベーションの現場では大工工事が一旦終わり、塗装のための下地作業がはじまりました。
時間を少し遡って、工事がはじまってすぐのタイミングに、壁際に設置する間接照明の明かりの検討を現場で行いました。
今までに何度か間接照明を試みてきました。その都度、課題を感じることがあり、毎回試行錯誤しています。現場で大工さんと電気業者さんに協力して頂き、即席の実寸模型をつくってもらいました。照明器具の取り付け位置を微調整しながら、実際の明かりの具合を確認しました。完成間際に取り付けることになりますが、イメージ通りの明かりの状態がつくれることを願っています。
最高の家具をつくり方法
書籍「最高の家具をつくる方法」(エクスナレッジ発行)が少し前に発売され書店に並んでいます。
造作家具についてのアレコレがまとまった書籍です。空間に合わせて、用途に応じて造り付けられた家具がいくつも掲載されているので、これから家づくりをする方や収納や家具に悩んでいる方の役に立つ本だと思います。
弊社の事例はすべて、改訂版用に新たに書き下ろした事例を掲載して頂きました。この書籍ではじめてご紹介する事例もありますので、よろしければ書店でお手に取ってご覧ください。よろしくお願いいたします。
外壁のメンテナンス
完成から約4年が経過した八ヶ岳麓の住宅で、昨年からご相談を頂いていた外壁のメンテナンスを行いました。
この住宅の外壁には信州のカラ松を使用しています。外壁すべてをセルフペイントするのは少しハードルが高かったので、今回は日当たりの良い南面の1階部分のみをセルフペイントでメンテナンスしました。
前日にクライアントが一日がかりで養生をしてくれたおかげで、当日の塗装はとてもスムーズでした。(塗装にコツはあると思いますが、養生がしっかりできていないと綺麗に仕上がらないので、養生がとにかく大切だと思います)
塗料はオスモカラーの「カントリーカラープラスのダスクグレー(#2704)」を使いました。もともと、外壁材に使用しているのも同じ塗料です。
はじめは、へこんだ部分や窓枠の際などを刷毛で塗っていきます。その後、ローラーを使って板の面をゴロゴロと転がして全体に満遍なく塗り込んでいきました。
上の写真は塗装前の外壁の状態です。少し退色して、木の色が見えているところがあります。大きく庇を出している部分と庇が少ない場所では、日の当たり具合が違うので木の状態に違いがありました。(日が当たらない場所は南面でもあまり退色はなく、日が当たる部分が退色していました)
同じ場所の塗装直後の様子です。塗りたてなので光沢がありますが、少し時間が経てばすぐに馴染みます。塗装が終わったら、養生を外して完成です。
今回はクライアントご夫妻と息子さんご夫婦、オスモ&エーデルのKさんと私の6人で作業を行いました。塗装自体は午前中の数時間で終わりました。事前の養生と当日の人数の成果が出たと思います。
1階は今回メンテナンスを行いました。2階は別の機会に行うことになりますが、1階と2階で木の状態が違うのがよく分かります。
セルフペイントにしては、とても綺麗に仕上がったと思います。完成からほぼ4年が経った時点でのメンテナンスでしたが、塗料を塗っている時の感触は引っかかることもなくスムーズでした。丁度良いタイミングでメンテナンスが出来たのではないかと思います。皆さま、お疲れさまでした。
マンションリノベーション
マンションリノベーションの現場では引き続き大工工事が行われています。
写真は少し前の工事の様子です。
玄関から続く廊下の天井に小幅板風羽目板が設置されました。このマンションでは、廊下の床下や天井裏に設備の配管が集中しています。そのため、床が一段高く、天井が低くなっています。この特徴をデザインに(控えめに)取り入れるため、廊下の天井を板張りとすることを考えました。
玄関から続く廊下部分は、ここからもうひと工夫することにしています。
木部のメンテナンス
完成から5年半が経過した戸塚の住宅。昨年末にお伺いした際にお話しを聞いていた、木部のメンテナンスを暖かくなったこの時期に行いました。玄関扉や勝手口扉、テラスなどの木部を工務店さんに再塗装して頂きました。これでまたしばらく大丈夫そうです。
新たな計画のはじまり
遅めの春が訪れた八ヶ岳の麓の住宅にお邪魔しました。
新たな計画のご相談をいただき、お話を伺ってきました。
建築費が高騰する中で建築をつくるには厳しい状況が続いていますが、楽しみな計画が始まることになりました。また頻繁に訪れる機会を頂くことができて、嬉しい気持ちでワクワクします。
頼れるリノベのパートナー
書籍「いま頼みたい!頼れるリノベのパートナーBest52」(扶桑社発行)が発売されました。弊社の団地リノベーションの事例を4ページに渡ってご紹介いただきました。
紙面は6つの章に分かれていて、「part3 デザイン力に自信あり」という設計事務所の事例が多く掲載されている章の中に掲載されています。
この書籍シリーズは今回で3冊目になりますが、毎回事例を掲載して頂いています。私自身も好きな書籍なので大変嬉しく思っています。書店で見かけましたら是非お手に取ってご覧ください。よろしくお願いいたします。