先日発売された書籍「一生使えるサイズ事典 住宅のリアル寸法 完全版」（エクスナレッジ発行）に弊社の事例が幾つか掲載されました。

この書籍は雑誌「建築知識」2018年12月号に2019年8月号の「高さ寸法」特集を合わせて完全版として書籍にまとめられています。

その内容はいわゆる資料集成のようにモノの大きさや動作寸法などが載っているほかに、多くの建築家が設計した事例を載せることで具体例として確認することができる構成になっています。建築知識らしくデザインの他にも、環境や設備についても触れているところがかゆいところに手が届いているなあと思います。個人的には他にはない良書だと思いますし、このような素晴らしい本に関わらせて頂けて嬉しいです。

よろしければお手に取ってご覧ください。よろしくお願いいたします。

マンションリノベーションの現場は大工さんによる下地工事中です。

週に一度の現場定例の時には大工さんだけが黙々と作業を進めていることが多いですが、この日は電気業者さんが作業をしていました。

電気業者さんや設備業者さんはタイミングを見計らって必要な時に必要な作業をしているので現場にいつもいる訳ではないですが、この日は久しぶりにお会いしました。

写真は既存のコンクリート壁に埋め込まれている給湯器の操作盤のケーブルです。給湯器の操作盤の設置場所が変わるために壁を少し付加して配線のためのスペースを確保しています。

こうして写真で切り取ると美しささえ感じますが、こういう場面を探すのもリノベーションの現場の個人的な楽しみのひとつです。

先日、IDEE TOKYOのギャラリースペースで開催されていた「柚木沙弥郎とイデーのしごと ~草の根運動~」に立ち寄りました。

小さなスペースですが見応えがあって楽しめました。立川のPLAY! MUSEUMで開催されている柚木さんの展覧会と同時期に観ることができたので展示内容が立体的に感じられて良かったです。

東京駅のグランスタ（地下街）の一角にこのような場所があるのは良いですね。以前仕事の移動で頻繁に新幹線を使っていた時にはなかった場所だと思います。この日も打合せの移動の途中に立ち寄って鑑賞することができたので有難かったです。

先週はクライアントとの打合せがたまたま、いつも以上に複数重なってしまったのでなかなかハードでした。それぞれ大切な打合せなので気が抜けませんでしたが、どれもしっかりと内容のある打合せが出来たと思います。

マンションリノベーションの計画は基本設計の中で仕上げ材について打合せをしました。

クライアントご家族の好みを想像して、雰囲気に合う材料を集めてご覧いただきました。気に入っていただけたようでホッとしつつ、まとまりのある良い雰囲気の空間になるだろうと思ってご提案したので期待が膨らみます。

工事が行われているマンションリノベーションの現場では大工さんによる下地工事が進められています。

古い部分と新しい部分が混ざり合いながら整えられていきます。

話は変わりますが、部材の発注から納品までの時間が通常よりも長く掛かっています。この住宅では既製品を多く使うため、納期の確認がとても重要です。大きなモノの納品が遅れると搬入経路にあたる場所や取り付け場所周辺の工事が行えずに後回しにしなければいけないことがあるからです。（通常の段取りと変わってしまうため、工事に時間が掛かってしまう恐れがあるのです）

納期の確認は設計者の仕事ではないのですが、現場監督と話をしながら出来るだけ早く手配をしてもらえるように考えを共有しています。これは一例ですが、これらの○○ショックはいつまで続くのでしょうか。建築に関わるみなさん共通の悩みですね。

前回のブログでは年末のルーティンのひとつ、ホームセンターめぐりについて書きました。今回はその他の年末ルーティンについてです。

ひとつは薬缶磨きです。一年使ってコゲがついた薬缶を磨きあげることをしています。（昨年は年末よりも早めに済ませてしまいました）
もうひとつが木製カトラリーの手入れです。こちらも一年使って表面が乾燥してしまったものに荏胡麻油を塗り込んで状態を整えます。どちらも黙々と作業をした後の達成感があり、綺麗になることが清々しく爽快です。

年末になると毎年ホームセンターをめぐる習慣があります。
（写真は昨年末に実際にめぐったホームセンターです）

仕事場から比較的近い場所に大型のホームセンターが多いことから日常的に利用していますが、年末になると数件をめぐって情報収集をしています。

私の仕事は住まいを設計することですが、その後の暮らしの中ではホームセンターにお世話になることは多いものです。私がホームセンター好きということもありますが、クライアントとの話にもたびたび登場するホームセンターの取扱い商品を確認する意味でも欠かすことが出来ないルーティンです。ホームセンター以外にもニトリや無印良品、東急ハンズなども比較的頻繁にのぞいています。

昨年から工事が行われているマンションリノベーションの現場では下地工事が行われています。

解体工事完了後は先行して床の遮音性能を確保するための下地工事が行われました。仕上げのフローリング張りはもう少し後になりますが一面に(下地の）床が出来上がると少し進んだ気がします。続けて壁の下地材の固定が進められています。

先日、今年最初のプレゼンテーションを行いました。

昨年、ご要望をお伺いして現地を見せて頂いてから考えを整理してプレゼンテーションにのぞみました。クライアントの考えとの食い違いもなく気に入って頂けたようでホッとしました。

下階の玄関から階段を上がってきたワンルーム全てをリノベーションする計画です。面積は広いのですが建物の構造により既存の状況には閉塞感もありました。この状況を少しでも改善することと合わせて特徴的な階段室廻りを魅力が増すように改変したいと思っています。

新しい年がはじまりました。

デザインライフ設計室は本日が2022年の仕事はじめです。

特別な抱負はありませんが昨年から続いている仕事をひとつ一つ丁寧に進めていきたいと思います。
新しい出会いもこれからあることと思いますので楽しみにしています。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。