【リノベーションプロジェクト】実施設計がすすんでいます
マンションリノベーションの計画は実施設計が進んでいます。
オンラインでの打合せにも慣れてきて、今回もオンラインによるスムーズな打合せができました。実施設計もいよいよ佳境を迎えました。
この日は電気設備と照明計画についてお話をしました。生活していることを思い浮かべながら、頭の中で家の中をウロウロすることでスイッチの場所やコンセントの位置を細かく確認していただきます。
ここまで来ると実施設計の終わりが見えてきました。あと少しです。
マンションリノベーションの計画は実施設計が進んでいます。
オンラインでの打合せにも慣れてきて、今回もオンラインによるスムーズな打合せができました。実施設計もいよいよ佳境を迎えました。
この日は電気設備と照明計画についてお話をしました。生活していることを思い浮かべながら、頭の中で家の中をウロウロすることでスイッチの場所やコンセントの位置を細かく確認していただきます。
ここまで来ると実施設計の終わりが見えてきました。あと少しです。
新築戸建住宅のプロジェクトは基本設計が進んでいます。
先日行ったオンラインでのプレゼンテーションに続いて、今回もオンラインにて打合せを行いました。クライアントの要望を踏まえて修正をした部分と、各所の仕上げ材料についてもご確認をいただきました。
概ね了解を頂いたので基本設計が完了となりました。
これからしばらくは詳細を詰めながら検討を進めていく実施設計に進みます。
自分の中で納め方が決まっていない場所もあるので、どのように納められるか楽しみです。
写真はプレゼンテーションでクライアントにご覧いただいた模型写真の一枚です。外観は少しだけ変わりますが、ほぼこのまま進んでいます。
戸建て住宅のリノベーションプロジェクトは基本設計が進んでいます。
この日はZoomを使ったオンラインで打合せを行いました。
前回の打合せの中でクライアントから頂いた要望を盛り込んで修正した図面を、オンラインで画面を共有しながら一緒にご確認いただきました。
また、今回は各所の仕上げ材料についても画面を通してご確認いただきました。本来であれば実物のサンプルを手にして重さや手触りなどの質感も確認していただくのですが、オンラインでは触ることができないので、工夫をしながら何とかご理解を頂きました。
細かい部分は次のステップの実施設計で打合せをしながら詰めていくことになり、基本設計が完了しました。
オンラインでの打合せは回数を重ねるにつれ慣れてきました。
今後しばらくはオンラインでの打合せがメインになりますので、更に工夫を重ねていきたいと思います。
今週の3回のブログを使って行っている勝手にブックカバーチャレンジの最終回です。今回も、今の私の性格や考え方に少なからず影響を与えた本というしばりで、まとめて3冊をご紹介します。
[ ブックカバーチャレンジ | 5 ]
タイトル | 川瀬敏郎 一日一花
著 者 | 川瀬敏郎
発 行 年 | 2012年
発 行 所 | 新潮社
花人の川瀬敏郎さんが1月1日から12月31日まで、毎日一花(たまに二花)づつ生けた状態を写真で綴った本です。いつ頃か覚えていないくらい前ですが「別冊太陽」で川瀬さんの特集をしていたものをよく見ていた時期がありました。その頃から他の方とは違う花の生け方が気になっていました。
花があることでその場が華やぐのはもちろんですが、花とその周りの空気との関係(間の取り方)により、場の雰囲気がつくられることが美しく素晴らしいと感じています。私は華道の経験がありませんが、花を生けることと建築空間を設えることはかなり近い関係にあると思いますのでとても刺激を受けています。
[ ブックカバーチャレンジ | 6 ]
タイトル | 没後30年 熊谷守一展 天与の色彩 究極のかたち
発 行 | 熊谷守一展実行委員会
発 行 年 | 2007年
製 作 | 求龍堂
画家の熊谷守一さん没後30年の時に企画された展覧会の図録です。埼玉県立近代美術館で観た展覧会の圧倒的なボリュームは今でも鮮明に覚えています。シンプルな線と面の描画に辿り着く変遷を追いかけるように構成された展示は素晴らしかったです。
極限まで要素を減らしていきながら、実際以上のリアリティを感じさせる絵を描くことはとても難しいことだと思います。特徴を捉えるというよりもそのものになりきるくらいの観察からしか生み出せないのでしょうね。究めるということ、本物であるということを教えてくれます。自分の身近な建築でも同じようにシンプルに見えるものほど、シンプルに見せる努力を一生懸命見えないところでしているのを知っているので、そこが重なって余計に凄さを感じます。
[ ブックカバーチャレンジ | 7 ]
タイトル | d long life design 1
編集発行人 | ナガオカケンメイ
発 行 年 | 2005年
発 行 所 | D&DEPARTMENT PROJECT
ナガオカケンメイさんが立ち上げたD&DEPARTMENT PROJECTが手掛けたロングライフデザインをテーマにした小冊子です。
当時この小冊子を手にした時、今まで見たり読んだりした雑誌とはだいぶ違うことに良い意味で驚きました。本の厚みはそれほどありませんが、内容がとても充実していて読み応えのあるものでした。興味がある内容だけでつくられているとこんなにも面白く充実した気持ちになるものなのかと思いました。
話が飛躍しますが住まいも同じだと思っています。一生懸命家づくりに関わって、自分の好きが詰まった住まいができると、とても充実した暮らしを送ることができると思います。私は家づくりを生業にしていますが、こういう素晴らしい本の考え方からもインスピレーションを受けながら、家づくりにも間接的に活かされていると思います。
本題からはそれますが、魅力的な小冊子そのものにも大変興味を持っています。いつか自分の大切なモノ、コトの断片をまとめて家づくりに関する小冊子をつくってみたいと妄想しています。なかなか機会はありませんがいつか必ず実現してみたいと思っています。
ここまでお付き合い頂きましてありがとうございました。
少しでも私の今の性格や考え方の元を知っていただけましたら嬉しいです。
この企画は色々なテーマで出来そうです。また機会があれば別のテーマでやってみたいと思います。その時はまた気楽にお付き合いをお願いします。
今週の3回のブログを使って行っている勝手にブックカバーチャレンジの2回目です。今回も、今の私の性格や考え方に少なからず影響を与えた本というしばりで、まとめて3冊をご紹介します。
[ ブックカバーチャレンジ | 2 ]
タイトル | 佐藤雅彦全仕事
著 者 | 佐藤雅彦
発 行 年 | 1996年
発 行 所 | マドラ出版
今回ご紹介する本の中で最も影響を受けている本かもしれません。
「ピタゴラスイッチ」で有名な佐藤雅彦さんが電通のCMプランナーだった頃の仕事を中心にまとめられた一冊です。この本を発行しているマドラ出版は「広告批評」という雑誌をつくっていて、大学生の時に好んで読んでいました。この本はその別冊として作られています。
今に続く佐藤さんの表現の原点がこの本の中には詰まっています。ずっと同じ感性と感覚を持ち続け、新しい考えと表現を生み出して、時間をかけて発展させているのが良く分かります。今読み返してみても発見がある素晴らしい本です。ブレない一本の軸を持ちながら常に新しさを加えて進化していたり、高い完成度なのに緊張感よりもユーモアを感じるところに憧れています。
[ ブックカバーチャレンジ | 3 ]
タイトル | ロッキング・オン・ジャパン
表 紙 | 中村一義
発 行 年 | 1997年7月
発 行 所 | ロッキング・オン
突然毛色が変わりますが、こちらも大学生の頃愛読していた本(雑誌)です。
ミュージシャンへの長いインタビューで構成させているのが一番の特徴です。ただの紹介ではなく音楽をつくるにあたって何を考えているのかなどミュージシャンの内面に迫る内容が面白く引き込まれました。表紙の中村一義さんはデビュー当時から今に至るまで敬愛するミュージシャンのひとりです。
[ ブックカバーチャレンジ | 4 ]
タイトル | 僕がコントや演劇のために考えていること
著 者 | 小林賢太郎
発 行 年 | 2014年
発 行 所 | 幻冬舎
ラーメンズのコントをはじめて見た時は大きな衝撃を受けました。自分が見たコントを反芻しながら感じたことが、この本を読むことで納得できました。本の中に印象的なことばあります。「面白くて、美しくて、不思議であること」これが小林賢太郎さんが大切にしていることなのだそうです。これは色々なことに当てはまると思いますし、何事に対しても美しいことは大切だと私も考えているので共感します。遠く足元にも及びませんが、自分も何か似たようなことを考えて目指していると感じることもあり、気にしている存在です。
余談ですが、冒頭で紹介した佐藤雅彦さんが手掛けられた「ピタゴラスイッチ」のDVD付き書籍を自分のために買い揃えていましたが、今ではすっかり息子のお気に入りとなり、一緒に見ることが最近の楽しみです。もう少し大きくなったら佐藤雅彦さんについても話してみたいと思っています。
ここ最近SNSを通して色々なチャレンジをしている様子を見かけます。
特に興味深いと思ったのは「ブックカバーチャレンジ」です。毎日一冊、本の表紙(ブックカバー)を取り上げながら7日間続けるという企画です。
(この企画の趣旨自体はご存じの方も多いと思いますので割愛します)
SNSなどでは、あまりよく知らない人とも繋がりがあって「友達」だったり「フォロワー」になっていたりします。
現実の世界ではほとんど面識のない人とも繋がっていますから、そんな、本当はよく知らない方の一面が垣間見えて、おぼろげにその方のことが少し理解できることがこのチャレンジの良いところだと思いました。
このブログをご覧になってくださっている方のほとんどは、たまたまだったり、はじめての方が多いのではないかと思います。
(いつもご覧いただいている方は、ありがとうございます!)
そんなはじめての皆さんに私の一面を知っていただくには、冒頭で書いたような試みは良いのではないかと思いました。
そこで、勝手にブックカバーチャレンジをやってみようと思います。
勝手に始めるのでルールもある程度自由にアレンジします。
このブログは週に3回を目標に更新しています。更新日は月曜、水曜、金曜日ですので1回につき3冊(今回だけ前置きが長いので1冊)をご紹介したい思います。今週の3回のブログを使って計7冊をご紹介します。
更に紹介する本は、まだお会いしたことがない方が多い(と思う)ので、今の私の性格や考え方に少なからず影響を与えた本というしばりで選びます。
私のことを良くご存じの方は「だからか…」と腑に落ちることもあるかもしれません。まだお会いしたことがない方はお会いした際に是非確かめてください。それでは気楽にお付き合いください。
[ ブックカバーチャレンジ | 1 ]
タイトル | センス入門
著 者 | 松浦弥太郎
発 行 年 | 2013年
発 行 所 | 筑摩書房
松浦弥太郎さんの書かれる文章は平易で分かりやすく、生活に関わるような身近なことが多いので自分事として読むことが出来ます。新刊が出るとだいたい読んでいますが、その中でこの本は好きな一冊です。私自身はこの「センス」という言葉に含まれる色々な意味合いがとても気になりますし、普段から意識しているテーマなので面白く読みました。
連休中のことですが、天気が良かったので息抜きを兼ねて仕事場(事務所)の近所を歩きました。(社会的距離を意識して、マスクを着用しての散歩です)
ご近所の鶴川団地を通って、畦地梅太郎さんのギャラリーに立ち寄ってから武相荘を目指すコースです。
こんな時期なのでどちらも休館中なのはわかっていましたが、新緑の具合を拝見しに行ってきました。ただ歩くだけなので往復で1時間程のコースです。
山の版画家として有名な畦地梅太郎さんは、ここ鶴川にアトリエを構えて作品づくりをされていたそうです。現在はアトリエを改装したギャラリー「あとりえ・う」として活動されているので実際に尋ねることができます。
表通りから一歩入った敷地(旗竿地)には木々に囲まれて落ち着いた雰囲気の家が建ってます。緑に埋もれるようなその姿はなんとも美しいです。現在はお休みしているので中には入れませんがお庭をチラッと拝見して失礼しました。
あとりえ・うのHPはこちらです。
次の目的地は武相荘です。武相荘のことは説明不要かもしれませんが、白洲次郎さんと正子さんが実際に住んでいた茅葺き屋根の家があり、現在はギャラリーとレストランなどで構成されています。何度か訪れていますが、いつ行っても気持ちの良い場所です。特に新緑の今が緑が綺麗で好きな時期です。こちらもお休み中ですので外から拝見して仕事場に戻ってきました。
武相荘のHPはこちらです。
私が鶴川に仕事場(事務所)を構えた理由のひとつには武相荘の存在がありました。最初はたまたま、幾つかの事情が重なり鶴川が候補になったのですが、鶴川には白洲次郎さんと正子さんが選んで住んだ武相荘があったので、この場所がいいのではないかと最終的な決めてになりました。
現在の状況が落ち着いて事務所にお越し頂く機会がありましたら、少し足を延ばしてみて頂ければ幸いです。
新築戸建住宅のプロジェクトは連休中に初回のプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーションの内容はいつもと変わりませんが、今回は外出自粛を受けてZoomを使用したオンラインでのプレゼンテーションでした。
打合せなどはオンラインでも問題なく出来ますが、初回のプレゼンテーションはオンラインでどうなのかな?とかなり不安でした。不安でしたがやってみると思った以上に達成感のあるしっかりとした内容のプレゼンテーションが出来ました。
おそらく、これまで土地探しなどの時間を通してクライアントと意思の疎通ができていたことが大きいのだと思います。
クライアントには提案の内容を気に入って頂くことが出来ました。
注文住宅を建てることを実感できる楽しい時間でしたという嬉しいことばも頂きました。ありがとうございます。
今回、オンラインで初めてのプレゼンテーションを行うにあたって工夫をしたのは、私はPCとタブレットの2画面で参加をしてPCでは画面共有、タブレットでは模型を映し出すということをしてみました。
これはなかなか良かったのでプレゼンテーションをする建築家の皆さんには是非オススメしたい方法です。
色々と工夫をして一緒に乗り越えていきましょう!
緊急事態宣言が延長されました。
弊社でも出来るだけ人との接触をさけながら工夫して仕事をしています。
珈琲が大好きな私は日頃からそれなりに消費をしていますが、ここ最近は外出自粛のためずっと籠っているので珈琲豆の消費が激しく増えています。
4月のはじめに鎌倉のカフェ、ヴィヴモン・ディモンシュの珈琲豆 stayhomeBLEND 1kgを購入しましたが、1ヶ月もたずに終了しました。
まだまだ珈琲豆の消費は伸びそうです。
毎月1回を目標にブログの中で家づくりについてのコラムを連載しています。
今年の1月からはじめて、これまでに4回目まで公開しました。
それぞれのお話は4,000文字前後を目安に、それなりに読み応えがあり、家づくりの参考にして頂ける内容になるように心掛けています。
3,800文字の時もあれば、書きたいことが多いと5,000文字の時もありますのであくまで目安ですが、これまでに玄関、吹抜け、キッチン、中間領域などについて書いてきました。
話しは少し逸れますが、4,000文字というと400字詰め原稿用紙で10枚分です。
小学校の時は作文があまり得意ではなかったので原稿用紙を1枚埋めるのにも苦労しました。あまり興味がないことを無理矢理書かされている感じがしたのかもしれません(本当はそんなことはないのですが)。
今は好きで興味があることを自由に書いているので苦にならずに楽しく続けられています。
ブログでの連載ですがホームページの中に「コラム」としてまとめていますのですぐに見つけて頂けると思います。
この大型連休中に、是非ご自宅でゆっくりとご覧頂ければ幸いです。
コラムページはこちらです。