デザインライフ設計室

【戸建てプロジェクト】

今日は戸建てプロジェクトのクライアントと打合せを行いました。

本日のテーマは「仕上げ」についてです。
仕上げ材料の話は私たちもクライアントもテンションが上がります。
実際に使用する素材、床材や壁材、天井材と塗装の色見本やカタログ、
イメージ写真を目の前に並べてご覧いただきながらご説明をしました。

これまで空間の骨格から詳細まで様々な打合せを繰り返してきている
ので割とすんなりイメージしていただけたのではないかと思います。
今までの打合せの中でも少しづつイメージの話をして、クライアント
と共有してきたおかげで方向性が一致していて嬉しかったです。
そのためご提案した素材はほとんどOKをいただきました。

今回ご提案した素材や仕上げがそのまま実現できるとかなり良い空間に
仕上がると思いますので期待が高まります。

その前にコストの壁を乗り越えなくてはいけないのはいつもと同じですが
なんとか実現できるようにまとめていきたいと思います。

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【団地リノベレポート】

昨日は団地リノベーションの現場定例の日でした。
現場定例では私たちが描いた図面の通りに工事が進んでいるかを確認したり、
施工する上で図面の通りには出来ないことをどうすれば実現できるかを話し合
ったり、そもそも工事に問題がないかなどスムーズに工事が行われるように定
期的に打ち合わせをしています。

これは一般的には「現場監理」と言われるもので私たち設計者が「設計」と同じ
くらい大切に考えている職務のひとつです。
(設計と監理については長くなるので別の機会に譲りたいと思います)
私たち設計者はクライアントの「想い」を形にしているのでその想いを現場の
職人さんたちと毎回共有している感じです。

そんな団地リノベーションの現場では古い建物特有の難しさに直面しています。
今回の難ポイントは排水の縦管(共用の配管)の位置が想定とずれていること
により設計の修正が必要なことでした。

団地の多くは鉄筋コンクリート壁式構造という形式で建てられていることが多
く、私たちが関わっている今回の団地も同じ形式で建てられたものです。
壁式構造の難点は構造の壁が室内に多くあり、この壁は動かすことも取り除く
こともできないということです。
そのため、壁と壁に挟まれた場所の中に色々な機能を配置していくことになる
のですが何かがひとつでもズレてくるとその周りにあるもの全てに影響が出て
しまうのです。

image[1]

今回は先の縦管のズレに対してどうすれば機能を損なわず、使い勝手も変えず
デザイン的にも違和感なく納めることが出来るかを床の下地合板の上に直に線
を描きながら現場監督や大工さんと知恵を出し合い検討をしました。

今回も苦労はしましたが何とか解決の方向が見えたので良かったです。
何か難しい問題が起こると、それを解決するために思いもかけない良い方向に
物事が進むことがあります。結果的にはクライアントにとって満足のいくもの
にまとめたいという思いで現場の皆さんと協力して完成を目指しています。

ちなみに鉄筋コンクリート壁式構造が悪いということは全くありません。
実際には良い点も多くあり、私自身は壁式構造が好きです。
その辺りのお話しはまたこんど。

デザインライフ設計室 青木律典

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【学校でのレクチャー】

先日、非常勤講師を勤めている建築の専門学校「デザインファーム
建築設計スタジオ」でレクチャーを行いました。

普段はクライアント候補の方に様々なテーマでお話をしていますが
学生に向けて長時間のお話をするのは初めてでした。
折角の機会なので「日ごろ、どんなことを考えて設計をしているのか」
また「どのようなことを大切にしながら仕事をしているのか」という
ことをこれまでの事例を用いてお話しました。

学生には「自分でも建築家になれる」、「建築家になりたい」と思って
もらえると嬉しいのですが、実際の仕事は楽しい反面大変なことや
つらいこともあるのでそのあたりも自分の経験を話しました。

学生の皆さんはどう感じたのでしょうか。
少なくとも私が積極的に前向きに建築という仕事に取り組んでいることが
伝わると嬉しいのですが。

人前でお話する機会を頂くと、考えていることが整理されるので
本当にありがたいです。もっといろいろな場所や機会に出かけて行って
建築について、家づくりについて、家づくりにまつわる様々な疑問に対して
お話が出来ると良いなあと思っています。

そのような機会をお持ちの方、企画を持っている方がいらっしゃいましたら
お気軽にお声掛け頂けると嬉しいです。

デザインライフ設計室 青木律典
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【耐震診断を受診しました】

マンションリノベーション用の物件探しも終盤の終盤です。
少し前になりますがクライアントが購入予定のマンションを
第三者機関に耐震診断してもらいました。

耐震診断の方法はマンションの築年数や状態、目的に応じて
数種類の中から選択して行います。

今回は贈与税に関することが目的なので「簡易診断」という
ものを受診しました。簡易診断は基本的には目視による確認が
主になるのでおおよそ30分ほどで診断のための調査は終了。

調査終了後は調査員の方にあれこれ気になることを質問して
お話を伺いました。こういう機会を積極的に利用して実務で
必要な知識を増やしています。

弊社では設計や工事監理だけではなく、それらに関連することで
クライアントの利益に繋がることは積極的に関わっています。

家づくりにまつわることでお困りのことがありましたら
私たちに一度、ご相談してみてはいかがでしょうか。
道が開けるかもしれませんよ。

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【建築採集】

先日出張に出かけた際、むりやり時間をつくって少しだけ建築を見てまわりました。
その際テーマを決めたのですが今回のテーマは「木島建築を見る」です。

京都の建築家・木島徹さんの建築を見てみようと思い、いくつか巡ってきました。
木島さんの建築はこれまで何度か雑誌で見かけて興味を持っていました。
ただ京都ということもあり、実際には見たことはありませんでしたし体感したこと
もなかったので良い機会になりました。

今回巡ったのはうどん「うね乃」さん、珈琲「直珈琲」さん、骨董「二十日」さんです。

最初に向かったのはうどん「うね乃」さんです。

 

うね乃さんはうどんが美味しい有名店のようで常に人が途絶えることなく訪れる
繁盛店でした。こういうお店は建築好きにとっては最高です。建築は楽しめますし、
食事も美味しいのでホントに得した気分にさせてくれます。

続いて珈琲「直珈琲」さんです。

直珈琲

実はここへは滋賀県の現場に通っている時から何度か来ているのですがなぜか
来るたびに休みという、不運続きで縁がないのではないかと思っていたお店です。
今回トライすること4回目で初めて中に入ることができました。

私、無類のコーヒー好きでして、普段から美味しいコーヒーを常に探しているのですが、
直珈琲さんのコーヒー美味しかったです。
もはや目的が変わってしまっていますが建築空間も素晴らしかったです。
薄暗い店内は限られたところにのみ照明の光があたっていて雰囲気がありましたし、
見えない(見せない)部分が多く奥行を感じる造りになっていました。
それと何と言っても空気感が良かったです。
ほのかな緊張感があり、凛とした雰囲気がなんとも心地よく感じられました。

最後は骨董「二十日」です。

二十日

事前に調べたところまだ正月休み中のようでしたが外観だけでも見てみようと行きました。
行ってみるとやはりお休みでしたので外観だけ見て戻ってきました。

駆け足で3つの建築を見てまわりましたが木島さんは内部に世界観をつくり上げるのがとても
上手な方のようです。雑誌で見た雰囲気がそのままあり、かつ内部の空気感が良かったです。
それは使っている素材や仕上げからくるものだと思いますが清々しく気持ちが良いのです。
自分が建築空間をつくっていく上でも参考になるところが多くあり、良い勉強が出来ました。
今回、むりやり時間をつくって良かったです。

青木律典 | デザインライフ設計室

 

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【団地リノベレポート】

工事が進んでいる団地リノベーションは解体が終わり、床下地の施工が始まりました。

マンションや団地などの集合住宅の場合「音」が問題になることが多くあります。
実際、マンションリノベーションを検討している方から質問を受けることも多いので
リノベーションを考えている方にとっては関心の高い項目のひとつだと思います。

マンションの管理規約で細かく仕様や数値を決めているところもありますが
今までの経験では半数程度のマンションでは細かい決まりがないということもありました。

弊社では全てのマンション・団地のリノベーションで遮音性能がある床下地材を標準仕様
として採用しています。何も気にせず施工した場合に比べると多少コストアップの要因に
はなりますが、それでも近隣の方への配慮は長く生活をするクライアントにとって大切な
ことなので私たちの方から積極的にご提案しています。

今回の団地リノベーションでも勿論、遮音性能のある床下地材を使用しています。
床の下地が完了すると壁、天井の下地組みに進んでいく予定です。

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【戸建てプロジェクト】

先日の戸建てプロジェクトの打合せテーマは「造作家具」でした。
既製品やメーカー品ではなく家具屋さんや大工さんに造り付けてもらうオリジナルの家具についてです。
私たちは極力既製品の家具は使わないないようにしています。既製品はあくまでも不特定多数に向けて
デザインしているからです。せっかく住まいを新しく造るのであれば家具だってオリジナルで一から
造った方が良いと思います。当然、空間にも馴染みますし、寸法的にもピッタリと造ることができます。
それが注文住宅の醍醐味ではないでしょうか。変な所に中途半端なスペースがあって、使うに使えないと
いう経験をされた方も多いのではないでしょうか?私たちはそういうものは極力排除していきます。

戸建て住宅の場合、造作家具の数が多いので全て確認してもらうのはかなりの時間が掛かります。
とても大変なのですが同じものはひとつとないので地道に確認する以外に方法はありません。
私たちも打合せのために縮尺を大きくした家具だけの図面を用意して、丁寧にご説明していきます。
使い勝手や機能はもちろん、デザインや素材、色など細かい部分も漏れがないように確認していきます。

このようなやり方なので全ての家具を確認して頂くのに今回は5時間ほど掛かりました。
クライアントの理解がないとこういうやり方は成り立たないかもしれません。
それでも丁寧に進めるにはこのような方法しかないと考えています。
(この進め方の結果は必ずご満足頂けるものに姿を変えて現れると確信しています)
こちらの進め方に合わせて頂けるクライアントに感謝するばかりです。

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【階段をカラフルに!】

たまプラーザ(美しが丘2丁目)にある階段、通称「100段階段」がカラフルに彩られました。

今週末から始まるAOBA+ARTの作品のひとつです。
この作品、私たちも参加している田園都市建築家の会で製作、設置した作品です。
AOBA+ARTはもともと住民が主体となって始まった地域のアートイベントですが
たまプラーザに事務局を置く田園都市建築家の会も今回から作品を展示する作家として
参加しています。
写真は「階段にイロドリを」という作品で期間中は(1月16日、17日~23日、24日)
継続的に設置され、地域住民の方にこれまで通り日常的に使われます。
ただ一点、日常と違うのは蹴上の部分がカラフルだということです。

作品を設置している時から大変好評でここを通学路にしている小学生やすぐそばの
幼稚園の園児さんが楽しそうに駆け上がったり「きれいだね~」と言って喜んでくれたり、
通りがかりの住民の方が立ち止まって写真を撮っているのが印象的でした。

日常の風景にほんの少し手を加えれるだけでこんなにも
出来事が生まれるのかと嬉しくなりました。

これって建築と同じですよね。
既存の改善点を見つけ出し、特徴を捉えて、良い部分は活かす。
リノベーションの設計をするのと全く同じだと思いました。
言ってみれば街の一部をリノベーションしているということなので
建築と同じでも不思議ではありません。

AOBA+ARTは1月16日から横浜市青葉区のたまプラーザ駅周辺で開催されます。
お近くの方はぜひ実際の風景をご体感頂ければ嬉しいです。

詳しくは下記サイトに記載されていますのでご覧ください。
www.aobaart.com

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【団地リノベレポート】

団地リノベーションの現場は解体工事が概ね終わりました。
あと少し解体工事が残っているところがありますが
平行して設備の配管工事を先行して行っています。
今回の計画では壁や天井に寸法的な余裕があまりないので
予め配管の通るルートを決めて床下に張り巡らせていきます。
一部想定と違うところも出てきたのでどう調整していくかを
現場監督と設備業者さん、大工さんと打合せをしました。
リノベーションでは想定と違うことが想定されるので
綿密に打合せをして最善の方法で対応していきます。

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【竣工写真】

昨年10月に完成した滋賀県大津市のマンションリノベーションですが
クライアントのお宅にお邪魔して竣工写真の撮影をしてきました。
お引渡しをしてから約3カ月ほどが経過しましたがとても良い感じで
お住まいになっているのを拝見してホッとしました。
設計の際にはかなり細かい部分まで打合せをしていたので
いろいろな物の収納場所や生活のイメージは想定していましたが
それでもいざ住み始めると思いがけず変わってしまうことも多くあります。
想定通りに生活できるのはクライアントの想像力のレベルの高さによる所が
大きいと思います。模型や図面でしっかりと理解されていたからこそ、
大きな変更もなく想定していた通りの生活が送れるということです。
クライアントには事前の片づけと撮影の立ち合いのためお休みの時間を
さいて頂きました。こちらのお願いを快く快諾してくれるクライアントには
大変感謝しています。
これからもっともっと素敵な住まいにしていって頂ければ嬉しい限りです。

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